東洋医学を知るシリーズ
気陰陽について
今回も気についてのブログ内容ですが、その中でも陰陽の気について綴っていきます。
皆さん気については、前回のブログで少しお話ししましたね。今回は「陰陽の気」についてです。
気は「気一元」といって、万物(全ての物)は気からできているとお伝えしましたね。
しかし、その気も大きく二つの性質の気に分ける事が出来るのです。それが陽気というものと陰気というものです。
万物(全ての物)は気から出来ており、その気は陽と陰の全く違う性質の気でシーソーのようにバランスを取り合って
構成されているのです。
また東洋医学では世の中に存在する物質、動き、変化には全く正反対の物が必ず存在すると言われています。
【陽】
光、夏、男、動、火、表、赤ちゃん、皮膚、天、元気、背中
【陰】
影、冬、女、静、水、裏、お年寄り、内臓、地、病気、お腹
また体に備わっているエネルギー(気)にも陽気と陰気があります。
陽気は、体を温める、また体を動かす為のエネルギー等に使われ、
陰気は陽気が強くなり過ぎないように鎮静の役割をしたり、石炭やアルコールのように陽気を生み出す為の元となったりします。
陽気が少ない状態のことを陽虚といい、冷えたり、体がだるくなったり、風邪を引きやすくなったりします。
陰気が少ない状態のことを陰虚といい、火照ったり、寝汗をかいたり、のぼせたり等の症状を引き起こします。
そして、その気の陰陽変化を図にしたものが皆様も見たことがある太極陰
陽図となります。(よく街中でも見ます。)
またこのように、バランスがとれた気持ちよい状態の気の事を「沖気」といいます。
当院の名前【沖気】はここからとったわけですね(^_-)-☆
この高石市富木駅を中心に健康、元気、癒しを作る為、そして人と人との繋がりを築きあげ、よりよい健やかな町を作る事を
コンセプトとしてこの名前をつけました(*^-^*)