固摂(こせつ)作用
今回は気の働き、固摂作用についてのお話です(*^-^*)
固摂作用とは、いわゆる留(とど)める力のようなものを言います。
固摂作用の働きを理解してもらう為には、まずその働きが無くなると、どういう症状が出てくるのかを紹介した方が
ご理解して頂きやすいかもしれませんね(^^)/
では、固摂作用の気の働きが低下した症状をいくつかご紹介いたしましょう。
皮下出血(内出血)
お年寄りの方に多いのですが、たまにこのような症状を訴える方がおられます。
「先生。最近何故か打った覚えもないのに、気が付いたらよく内出血してるねん。何でやろう」ってね(‘ω’)
これは、ほんらい血脈(けつみゃく)に流れる血(けつ)が、気の固摂作用でもって、漏れないように留められています。
その固摂作用を担う気が少なくなると、血脈から血が漏れ出し、打ってもいないのに内出血をするわけなんです。
これと同じような原理で、血尿(けつにょう)や血便(けつべん)、生理の不正出血等もあります。
尿漏れ
この症状もお年寄りに多くなりますね。
東洋医学でも尿は膀胱で溜(た)められています。
これは気の固摂作用で、勝手に尿が漏れていかないように膀胱で留(とど)められているんです(#^^#)
だから、その気が少なくなると勝手に尿が漏れてしまう現象が起きるんですね(+o+)
このように、この固摂作用というのは留める力を言います。
特にお年寄りに多いのは、年を取るとそれだけ、気の量が減っているからなんですね。
たまに小学校高学年になっても、おもらしをするお子様がおられますが、これはまだ十分に固摂作用となす気が
体に備わっていないからなんです。
(*そのほかのケースもありますがね(+o+))
治療をしていくと、よく改善しますね(^_-)-☆
もし、このような症状でお困りの方はまた御相談も受け付けております。
気軽においで下さいね(#^^#)