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今回のテーマは六波羅蜜です。(なんだか甘そうな言葉ですね(*^-^*))

六波羅蜜は、悟りを開くための六つの修行をいいます。

お彼岸はあの世、悟りの世界を言い、煩悩の世界とされるこの世は此岸と言われます。

このお彼岸の時期(お彼岸入りからお彼岸明けの7日間)に御先祖供養をして、

その残る六日間で六波羅蜜の修行をするとよいと言われています(‘ω’)ノ

 

では六波羅蜜(ろくはらみつ)をご紹介しましょーう(^◇^)

1、布施波羅蜜(ふせはらみつ)

いわゆる御布施ですね。「施し」です。他人に与える行いを言います。

御布施の中には、お金や物を渡す御布施やそうでない御布施があります。

因みに私は、無財の七施(資材が無くてもできる七つの御布施)と呼ばれる御布施の行動が

好きです。

 

2、持戒波羅蜜(じかいはらみつ)

「戒」とは「いましめ、決まり」ですから、「決まりを持つ」という意味です。また

「戒」には「つつしむ」という意味もあります。

私も、落ち着きがなかったり、調子に乗り過ぎてしまうことがあるので

「つつしみ」を持たなくては・・・。(;・∀・)

 

3、忍辱波羅蜜(にんにくはらみつ)

忍辱(にんにく)。ニンニクを頑張って食べる事ではありません(*^▽^*)

忍とは「耐える」ということだけではなく、「認める」という意味でもあります。

他人を認める、自分自身を認める事が出来れば、意外に今の現状を耐え忍ぶ事も

苦しい事ではないのかも(#^.^#)

 

4、精進波羅蜜(しょうじんはらみつ)

「励む」「精を出す」ということです。コツコツと努力すること、継続は力なりとは

よくいいますが、ついつい私も三日坊主になりがちです(;’∀’)

ただし、この「精進」も間違った方向に使ってしまうと意味がありませんね☆彡

例えば、コツコツ人をだますとか傷つける為に精進しては、もともこもありません。

あくまでも正しい事の為に、精進したいものです。これを正精進(しょうじょうじん)

と言います。

 

5、禅定波羅蜜(ぜんじょうはらみつ)

心を安定させ、物事に集中することです。

色々と物事を考えすぎて、全てを思う通りにしようと我を出てしまうと、イライラ

したり、ハラハラ不安におちいったりするものです。

一つ呼吸を置くと、案外慌ただしくする必要がなかったり、一点集中できたりして

心の安定を作れたりするものです。心の安定は身体(健康)の安定にも繋がります。

はい。まず私自身、禅定波羅蜜を実践していきましょう(;・∀・)

 

6、智慧波羅蜜(ちえはらみつ)

物事を正しく見る本当の意味での智慧(ちえ)をさし、今までの5つの波羅蜜はこの

智慧波羅蜜に到達する為の手段なのです。この六波羅蜜は智慧波羅蜜を中心に

作られたものであります。

正しい行いを見いだせて実践を常にできると、人からも信頼が集まり、自信にも

繋がり、しいては健康な肉体を得る事にも繋がります。

 

とわ言いつつ。あまり根を詰めすぎると、しんどいので私はボチボチさせて頂き

ます(^_-)-☆あしからず・・・。