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防御(ぼうぎょ)作用

皆さん、日常生活を送っている中で、風邪を引きやすい方、引きにくい方がおられると思いますが、これは防御作用である気の量が多いか少ないかで決まってくるのです。

防御作用を持つ気の事を、東洋医学では「衛気(えき)」と表現します( `―´)ノ

この衛気が充分備わっていると皮膚表面が温まりやすく、腠理(そうり←毛穴のこと)の開け閉めが上手くでき、ほどよい潤いを保つことができ、風邪から体を守れるようになります。

(衛気は陽の性質が強い気です。ゆえに温める働きもあるんですね。)

この防御作用を持つ衛気は、いわゆる「バリア」のようなものです。

外的病気(例えば風邪)と戦い、体表面で体を守ってくれているわけなんですね(‘ω’)ノ

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このバリアである衛気は体内で作られると、体表に出てきて体を守ってくれます。

また体表だけでなく、血管の表面であったり、内臓や筋肉、骨等の膜の表面も巡って体を温めながら守ってくれています(^_-)-☆

だから体が弱っている方は体の中で充分に気を作れません。

すると衛気を体表面に出して防御する力が弱いので、風邪を引きやすくなるのです(+o+)

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またストレス等で心の緊張を持っている人は皮膚表面まで気の緊張を持っている事があります。

こんな時、急にその心の緊張が解けると、そのバリアも急激に解けて病気を引き起こす事があります。

病気をしない為には心の状態も大切であるということなんですね(*^▽^*)