はじめまして、高石市富木駅前で開業している沖気鍼灸院 院長・上田 賢二と申します。
私は21の歳になるまで福祉に関する仕事をしておりました。(思い返せばあの頃は若かったです。やりたい事を思いっきりするエネルギーに満ち溢れていましたね。)
私はそれから、ぎっくり腰やヘルペスや風邪等様々な症状を鍼灸治療で治すところを目の辺りにする機会がありました。
その衝撃に胸を撃たれ、私は東洋医学に興味を持ちこの鍼灸の道に足を踏み入れました。
では私が伝統中医学鍼灸に何故、心ひかれたのかをお伝えいたしましょう。
もちろんその治療方法をもって患者様が治っていくさまを見てきたこともありますが、それだけではありません。
私が一番、心にひかれたのはその中医学の考え方でした。
中医学では病だけを捉えるのではなく、その病を生み出した根本を明らかにする為、その方の生活習慣、内臓への負担のかけ方、心の動き、過去の病気や怪我、住居による影響、全てを捉え治療していきます。スケールがでかいと思いませんか?(笑)
また場合によっては、地域、天候、気候、月の満ち欠けなどで体に影響を及ぼすこともあります。
私は一人の患者様を治す為に色々な角度から病気というよりも、その人を見て全体を見て治療する治療体系を築いた伝統中医学に心を動かされたのです。
沖気鍼灸院(ちゅうきしんきゅういん)を開院
2016年5月6日に高石市富木で中医学を広めること、元気な町づくりを目標に私、上田 賢二は沖気鍼灸院(ちゅうきしんきゅういん)を開院いたしました。
沖気鍼灸院の沖気とは二つの意味があり、陰と陽の気が上手くバランスのとりあった気の集合体を指します。またもう一方ではこの陰と陽、全く相反する性質である気を繋ぎ止める接着剤のような働きをしている気を指します。
例えると、夫婦間が上手くいかない時、そこに子供が生まれたことで夫婦間が上手くいったならば、子供が沖気の役割をしたと考えます。
ある組織の人間関係がバラバラであった時、そこに目標を掲げたり、良い人材が入ったことで、組織が上手くまとまれば、その目標や良い人材が沖気の役割をしたと考えます。
普段の会話の中でも、ちょっとした感謝や心配りで沖気は発生します。場合によっては愚痴や相手が楽しかった話をただ聞いてあげるだけでもよいのです。
沖気鍼灸院はそのように、よい陰陽バランスを兼ね備えた心地よい空間をつくり患者様を迎え入れ、元気になってもらい、人と人との繋がりを築き上げ、その繋がりからさらに元気で明るく幸せな輪を広げていく治療所です。
まずは、堺市、鳳、和泉市に近い、沖気鍼灸院ですが、まずは高石市富木という地域で根を張り、人と人、心と心を繋ぎ、今よりもさらに元気で健康な町にしていきます。