立春も過ぎ、自然界で徐々に陽気が高まってきました。
少しずつ日が出ている時間帯も長くなってきましたね。
陽気の高まりに伴って、自然界では花が咲き始まり、花粉を飛ばし始め、
花粉症といった症状が目立ち始めてます。
今回はそんな花粉症を解消させるため、東洋医学から見た花粉症のしくみと
その対策をお伝えします。
今の時期を二十四節気では雨水と呼びます。
春の陽気で地面の氷が溶かされ、下には冷気が溜まり、陽気が上に昇っていく、
自然界ではそのような気の動きがあります(*^▽^*)
東洋医学では人も自然界の一部という考え方からなり、自然界の動きはそのまま人の体にも反映される
と考えます。
とうぜんその考え方からすると、陽気が下から上へと昇るこの時期は、人の陽気も下から上に上がり、
陰気は下に下がりやすい状態となります。
よく冷えのぼせと言いますよね。この時期はその症状を起こしやすいですね。
そのまま陽気が頭の方へ集まり、頭から上手く発散できずにいると、頭痛、肩こり、めまい、ふらつき、
そして花粉症等の症状が発症します。
対策
睡眠をしっかりととりましょう。
睡眠をしっかりととる事は、陰気を養う事につながります。
花粉症は陰気より陽気が勝っていると生じやすいのです。陰気を睡眠でしっかりと補充し、
陽気と陰気のバランスを保ちましょう(^_-)-☆
ストレスや過労に気を付けましょう。
ストレスや働き過ぎは陽気が強まり、陰気を消耗させてる状態になります。
上手に休みをとる工夫をし、上手に発散をしましょう(*^▽^*)
食事に気を付けましょう
陽性の食べ物を控える
砂糖が沢山入った食べ物
チョコレート、アイスクリーム、ケーキ等
アルコール
粉物類
たこ焼き、お好み焼き、パン等
麺理
ラーメン、うどん、パスタ等
お酒類
もち米類
お菓子類
陰性の食べ物をとる
瓜類
冬瓜、キュウリ、かぼちゃ等
豆類
緑豆、ソラマメ、大豆、小豆等
海藻類
わかめ、昆布等
蓮根
苦味のある物を食べましょう。
苦味のある食べ物は、気を下に下げる働きがあります。あと気を落ち着かせる働きがあります。
春菊、ふきのとう、菜の花、セロリ、苦瓜、たけのこ等
春の食べ物が多いですよね!(^^)!
*基本、和食が花粉症対策にもバランスがとれていて良いですね。
あとはよく噛んで、食べ過ぎない事を心がけましょう(*^-^*)
鍼灸治療では体にこもった熱を、ツボに鍼することで治していきます。
胃腸が弱い人、体力が落ちている人は改善に時間がかかりやすいので、お灸を併用することで
弱い部分を補いながら、治療していきます。
また治したい方、相談だけでもという方、気軽に御来院下さい(*´▽`*)