栄養(えいよう)作用
今日は気の栄養作用についてお話ししますね(*^-^*)
ではまず栄養作用の重要性についてお話しいたします(^_-)-☆
生き物は生きていく為、活動する為にエネルギーが必要となります。
その活動エネルギーの事を陽の性質のある気、陽気とよびます。
そしてその活動エネルギーの陽気を引き起こす為には、栄養作用のある気が必要となるのです。
この栄養作用を持つ気の事を、東洋医学では「営気(えいき)」と呼ばれ陰の性質を持つ気になるのです(‘ω’)ノ
*「栄気」「榮氣」とも書きますが、このブログでは「営気」と表現しますね(^_-)-☆
主にこの営気は血脈中(けつみゃくちゅう)に流れる血(けつ)に含まれており、その血が内臓や筋肉、骨、皮膚、目等、体中に
注がれて営気によって栄養されています(‘ω’)ノ
実はこの栄養によって、体を動かす為のエネルギーを生んでいるわけなんですね。
例えば、蒸気機関車を体に例えて説明しますね(^_-)-☆
蒸気機関車を動かす為には、石炭をボイラーに入れて火を起こして動かしますよね。
この場合、体における活動エネルギーを火とした時、栄養エネルギーは石炭が担っているわけです。
陰陽でいうと活動エネルギー(火)が陽気。栄養エネルギー(石炭)が陰気とされます。
またこの陰気は陽気が高ぶり過ぎて、体がショートしないようにラジエーターの役割もしています(*^^*)
ここでも陰陽の考え方が重要になってくるのですね。
陰陽どちらが欠けても体は動かないのです(^O^)/(陰陽論についてはここをクリック)
他でも説明できますよ。子どもの頃よく遊んだミニ四駆やラジコン等も言えるのです(^O^)/
動くために流れる電気が活動エネルギー(陽気)であれば、その電気の源である乾電池が栄養エネルギーである(陰気)といえます。
このように全ての物が活動エネルギーである(陽気)と栄養エネルギーである(陰気)が必要とされているわけなんですね(*^-^*)
ではこの栄養作用の重要性を筋肉で見るとどうなのでしょう。
筋肉は営気で充分な栄養を受けることで、柔軟でしなやかで、ふっくらした筋肉ができ、活動エネルギーを充分に起こせるようになるのです。
逆に充分な栄養を受けていないと、筋肉はやせ細り、堅くなり、痛みがでやすく、疲れやすい。また「こむら返り」を起こしやすい筋肉になるのです。
というわけで、気の栄養作用の重要性をわかっていただけましたでしょうか。
この栄養作用がないと活動する為のエネルギーを作り出す事が出来ないですね(*´▽`*)
人は行動を起こす為には「元気」「やる気」といった心の気の動きも大切です。
そしてその心のやる気を出すためにも「心の栄養」ってのも必要ですよね(*^-^*)
時には心の休息をとり、お互いに「心の御裾分け」をし合って、気の交流を図り合いましょう。
そして是非、皆さんで心身ともに健康になっていきましょうね(*^-^*)